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香典の表書きは悲しみの気持ちを表す意味で薄墨で書き、自分の氏名は下部中央かやや左寄りに書くのが一つの約束事です。(御霊前)葬儀の際、御霊前に供える金包みに使用する。(御仏前)四十九日以後の法要に供える金包みに使用する。(献花料)キリスト教式の葬儀の際に使用する。(玉串料)神式の葬儀の際に使用する。(御布施)葬儀や法要などの僧侶へのお礼の金包みに使用する。(御膳料)僧侶が酒食を辞した際に渡す金包みに使用する。(御車代)僧侶への車代として渡す金包みに使用する。(御香典)香の対価として供える金品に使用する。(御花代)香や花の代わりに供える金包みに使用する。(御供)仏前に供える菓子などの品物に使用する。例えば知人の逝去を四十九日以後に知り、ご自宅へお参りに伺う際には「御仏前」の御祝儀袋を使うことになります。
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元来眠らずにいるという意味であったお伽(とぎ)が「きよめる」、「ととのえる」の意味を持つ「斎」と習合して、「おとき」となったと言われています。死者の側で相手をするということから、膳を死者のために設けておく地方もあります。
ここではお通夜、葬儀(告別式)の流れを順番にご紹介させていただきます。地域などによっては異なる部分がありますが、一般的な流れとして以下の通りになります。通夜の流れ(ホール葬、仏式の場合)1 喪主、遺族集合通夜は午後18時か午後19時から始めるのが通常で、開式の1時間半前ころに集まります。2 受付開始葬儀の人数的な規模によりますが、通夜開式の約1時間前に開始します。3 遺族、親族、参列者着席開式の約10分前位に着席し、セレモニーコーディネイターから式の流れや焼香のタイミング、作法などの説明があります。(通夜の意味)葬儀の完了するまで、ことに夜中眠らずに番をする通夜の風習は世界的です。共通する特色は親族や参列者が夜中眠らないということであり、そのために火をたやさず、飲食を供し、陽気に騒ぐのが一般的となっています。その理由として、死者の魂が悪霊にとりつかれないように番をするのだとか、死者や死霊そのものの恐怖を避けるためと言われています。4 僧侶入場、読経、焼香列席者一同が着席したところで僧侶が入場し、着席をして読経を始めます。読経中に僧侶から焼香の指示、または葬儀司会者からアナウンスがあり喪主から順番に焼香をします。(焼香の意味)抹香をたいて死者を供養することをいいます。本来は香を持参して仏前に進み、懐中から香包を出して香炉にくべて礼拝していたようです。焼香は仏・法・僧にささげる意味で3回する場合と、主香・従香と2回する場合がありますが、会葬者が多い場合は1回でもかまいません。5 僧侶退席、閉式閉式後は会食室などで故人への供養と弔問へのお礼として、通夜振る舞いの食事等を用意します。葬儀、告別式の流れ(ホール葬、仏式の場合)(葬儀の意味)葬儀とは故人の成仏を祈る儀式のことです。死者が死の苦しみや迷いから脱却して、悟りの世界へと導かれるように引導を渡し、残された者は読経念仏によってその成仏を祈ります。通夜と同様に1〜5まで進行します。近年、初七日法要は葬儀・告別式に含めて執りおこなう事が増えています。6 弔辞拝受、弔電奉読弔電の数が多い場合、本文は5〜6通とし、あとはご芳名のみ読み上げます。7 喪主挨拶葬儀、告別式に参列して下さった方へのお礼の言葉を述べます。8 故人との最後のお別れお別れは喪主、遺族、近親者に続いて、故人と特に親しかった方が行います。祭壇に供えた花を棺の中へ飾りつけ、故人愛用の品などを一緒に納めます。お別れを終えたら棺のふたを閉め、出棺の準備となります(最近では釘打ちの儀は省略しています)9 出棺棺を運ぶのは近親者、親しい友人、知人の男性などで霊柩車へ運びます。(喪主挨拶の例文)本日はご多忙中にも関わらず、会葬いただきましてありがとうございました。故人が今日まで好きな仕事や趣味を続け、天寿をまっとういたしましたのも、皆様のお力添えがあったからにほかなりません。残された遺族に対しましても、亡き故人同様に皆様のご厚情を賜りますよう、よろしくお願いいたします。10 火葬僧侶が同行している場合は読経をつとめてもらいます。11 精進落とし火葬にかかる時間は約1時間〜1時間半となり、その間に遺族は控え室で精進落としを召し上がります(近年では火葬場で行うケースがほとんどです)12 骨あげ二人一組で1つのお骨を拾い上げ、骨壷に納めます。この時に斎場係員から埋葬許可書が渡されますので、埋葬時まで大切に保管します。以上が一般的な通夜、葬儀告別式の流れとなります。ご葬儀はわからないことばかりですので、ぜひご参考になさってくだされば幸いです。
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